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【小話】利休

 山門の二階に飾られた千利休の木像に、豊臣秀吉が腹を立てました。
「儂も門を通るのに、足で頭を踏まれるみたいで我慢ならん!」
 その話を聞いた利休が、提案します。
「では像を門の下に仰向けに埋めましょう。殿がお通りの際には、真下から凝視します」
「……それも嫌じゃな」

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【2023/10/30 06:52 】 | 小話 | コメント(0)
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