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【小話】脚立
「あ、辰くん、ちょっといい?」
 ウサギが辰に話しかけました。
「何だい、ウサギくん」
「食器棚の高いところに片付けてある、蓋付きマグカップを取りたいんだけれど、脚立がわりになってくれないかなあ。辰だけに」
 辰が答えました。
「……何だか、微妙に腹が立つな。辰だけに」

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【2024/01/11 06:07 】 | 小話 | コメント(0)
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