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【小話】小町3

 村に伝わる手毬唄を老女に聞かせて貰う、チューリップハットにヨレヨレ袴の探偵。
「女だれがいい錠前屋の娘、錠前屋器量よしじゃが小町でござる、
 月の満ち欠けの名で望月十六夜、
 立ち待ち月の次の月、それは居待ちでござる、
 その次の月、それは寝待ちでござる」
「風流ですね」

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【2024/03/09 12:20 】 | 小話 | コメント(0)
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