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【小話】挨拶
 手土産を持参し、初めて彼女の実家に挨拶に行った。彼女の両親を前にガチガチに緊張していた俺は、つい言い間違えてしまった。
「お、お嬢さん、お父さんを僕にください」
「はい」
 その日から、俺は初老のおっさんと二人暮らししている。何故だ。

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【2011/10/26 00:03 】 | 小話 | コメント(0)
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