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【小話】愚か者
 貧乏旗本の三男坊であるらしい浪人が、老中の屋敷に闖入してきて言った。
「愚か者め、余の顔を見忘れたか!」
 妙に偉そうな口を利く浪人の顔を、老中は凝視する。そのまま一分が経過。
「……誰じゃ?」
 浪人はため息をついた。
「そちに記憶力を期待した余が、愚かであった」


 愚か者 / 愚か者2

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【2011/10/27 00:24 】 | 小話 | コメント(0)
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