テストで、『百発百中』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
　解答欄に「親父の大好物のカキ（貝）。当たるから食べられない、って悲しんでる」と書いて提出すると、赤ペンで「それは、非常に残念ですが、食べないほうがよいですね……」と書き込まれて返ってきた。

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　河童とジャンケンをすることになりました。相手の手を、よく観察します。
（河童の指と指の間には、水かきがついてる……あれはつまり、パーの形！）
「最初はグー、ジャンケンポン！」
　チョキを出すと、河童のグーに負けました。
「何で！？」
「水かきあっても、拳は握れるよ？」

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　ロバと犬と猫と鶏が出会い、ブレーメンへ行って、音楽隊になろうと考えました。ブレーメンへ着く前に夜になったため、森の中の家の盗賊を脅かして追い出そうとします。
　ロバの背に犬が乗り、犬の背に猫が
「ごめん、乗れない」
　チワワとメインクーンなので、ちょっと難しいです。

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　テストで、『疾風怒濤』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
　解答欄に「どっどど　どどうど　どどうど　どどう　ドトールコーヒー吹きとばせ」と書いて提出すると、赤ペンで「『風の又三郎』にドトールの営業を邪魔させてはいけません」と書き込まれて返ってきた。

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　テストで、『我田引水』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
　解答欄に「『ウチの田に水を引いてくれ』『ガッテンだ！』と工事した後に近所ともめる」と書いて提出すると、赤ペンで「着工前に、各所に確認と説明が必要そうな案件ですね」と書き込まれて返ってきた。

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　テストで、『独立不羈』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
　解答欄に「通学路の脇に、一本だけやたら元気に育った、ど根性フキノトウが立ってる」と書いて提出すると、赤ペンで「その蕗（ふき）の話ではないですが、もうすぐ春ですね」と書き込まれて返ってきた。

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　テストで、『白紙撤回』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
　解答欄に「無理やり埋めて出したテスト、超恥ずかしい間違いに気づいた。取り返して白紙で出し直したい」と書いて提出すると、赤ペンで「白紙より何か書いたほうがいいです」と書き込まれて返ってきた。

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　テストで、『二転三転』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
　解答欄に「数学の小テストが2点、英語の小テストが3点で、俺どうしよう」と書いて提出すると、赤ペンで「確認ですが、それは何点満点のテストですか」と書き込まれて返ってきた。両方20点満点……。

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　江戸時代。田沼意次の失脚後に老中になった松平定信は、囲米（穀物の備蓄）や人足寄場（職業訓練所）設置などの政策を行いました。寛政の改革です。
　退勤して屋敷に帰ると、少しずつ、趣味のプラモデル作りを進めます。そして遂に、日本の名城シリーズ・江戸城が完成しました。

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　江戸時代。田沼意次の失脚後に老中になった松平定信は、囲米（穀物の備蓄）や人足寄場（職業訓練所）設置などの政策を行いました。寛政の改革です。
「切手が既に印刷されている葉書ですか」
「それは官製」
「喜んで叫びますか」
「それは歓声」
「落とし穴ですか」
「それは陥穽」

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　鬼が仲間に相談した。
「来年の節分対策を考えよう」
「そうだな」
「人間に豆を投げられても、体に当たらなければ問題はない」
「まあ、そうだな」
「大型送風機を背にして人間と対峙すれば、豆が逸れるんじゃないか」
「電力どうする」
　送風機と発電機を設置中に、豆を投げられた。

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　鬼が仲間に相談した。
「今日は節分だ」
「そうだな」
「人間に豆を投げられても、体に当たらなければ問題はない」
「まあ、そうだな」
「俺たち、フルフェイスの西洋甲冑を着て行けばいいんじゃないか？」
「鬼のアイデンティティーどこ行った」
　目の位置の穴から、豆が入ってきた。

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　テストで、『邪知暴虐』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
　解答欄に「『走れメロス』の王様（名前忘れた）」と書いて提出すると、赤ペンで「確かに、メロス以外の場面で見かけることはほぼない言葉だ……王様の名前はディオニスです」と書き込まれて返ってきた。

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　先生と弟子12人が、全員で晩餐をとることになりました。晩餐の後、ビンゴゲームの5×5カードを弟子たちに配布し、先生が自らガラポンを回します。出てきた玉の番号をいくつか読み上げ、最後は
「三番！」
「ビンゴ！」
　ユダが見事ビンゴとなり、一位の景品をゲットしました。

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　テストで、『流言飛語』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
　解答欄に「俺、一度も作ったことないのに『竹ひご工作名人』って根も葉もない噂が立ってる」と書いて提出すると、赤ペンで「試しに作ってみたら、本当に上手かもしれません」と書き込まれて返ってきた。

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　江戸八代将軍・徳川吉宗は、幕府財政を立て直すため、享保の改革を行いました。特に米政策に力を入れます。家来が言いました。
「上様に悪いお知らせです。米が全国的に不作です」
「何！？」
　それは凶報です。別の家来が言いました。
「今のは嘘です」
「何！？」
　それは虚報です。

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　龍がゴホンと咳をしたので、咳止めの薬を飲むことにしました。仲間の龍が尋ねます。
「『龍角散』って、共食いみたいにならない？」
「いやいやいや、原料に龍、使ってないから」
　龍角散を飲む龍を、仲間がスマホで撮ってSNSに上げたところ、龍の間で拡散されてバズりました。

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