少年ダビデが対峙したのは、身長3mはあろうかという敵の巨人兵士でした。
「俺はゴリアテ！　これは胸当て、これは肩当て、そしてこれは、肘当てと膝当て！」
「体より顔を守ったほうがいいんじゃないかな？」
　ダビデが投石器で投げた石が額に当たって、ゴリアテは倒されます。

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　英雄アキレスは、トロイア戦争へ行かせたくない母の指示で、女装して女性の集団の中に隠れました。しかし明らかに体格が違ったため、
「俺の変装を見破っていたのか～！」
「お前のような女がいるか！」
　『北斗の拳』拳王の手下のように、オデュッセウスに正体を見抜かれました。

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　怪力サムソンを邪魔に思った敵から、愛人として送り込まれたデリラが、サムソンに尋ねました。
「ねえ、あなたの怪力の秘密は何？　教えてよ」
「実は、缶詰ホウレン草を食べると力が出るんだよ」
「……あなたの敵はブルート？　私はオリーブじゃないわよ？」
　それはポパイです。

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　怪力サムソンを邪魔に思った敵から、愛人として送り込まれたデリラが、サムソンに尋ねました。
「ねえ、あなたの怪力の秘密は何？　教えてよ」
「実は、尻尾を握られると全身の力が抜けるんだよ」
「……あなた、満月を見ると大猿になるの？」
　それはドラゴンボールの孫悟空です。

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　怪力サムソンを邪魔に思った敵から、愛人として送り込まれたデリラが、サムソンに尋ねました。
「ねえ、あなたの怪力の秘密は何？　教えてよ」
「実は、顔が濡れると力が出なくなるんだよ」
「……あなた、新しい顔と交換すると元気100倍になるの？」
　それはアンパンマンです。

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　テストで、『天網恢恢』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
　解答欄に「怪物ランドのプリンスが、カーイカイカイと歌いながら、3人のお供と一緒に悪い怪物をこらしめる」と書いて提出すると、赤ペンで「ユカイツーカイ怪物くんですね」と書き込まれて返ってきた。

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　右腕にタタリ神の呪いを受けてしまったために、北の故郷の村を離れることになった少年。ともに旅している、相棒の動物を呼びました。
「ヤックン！」
　動物は、どこからか取り出した寿司を食べました。恐らく、シブがき隊の『寿司食いねェ！』ですが、動物の名前はヤックルです。

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　壬生浪士組（後の新撰組）は、芹沢鴨派5人と近藤勇派8人が母体です。酒に酔った芹沢が、自派の新見錦に絡みました。
「おいニッキ、ヤックンとモックンも連れてこいよ」
「俺はニッキじゃないし、ヤックンとモックンはシブがき隊だ」
　ニッキ・カッチャン・ヒガシは少年隊です。

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　預言者が山で瞑想していると、雷が石板に落ち、文字を刻み始めた。神が預言者に伝える、神と民との契約だ。
“犯人は、物語の序盤に登場していなければならない”
「神よ、殺人事件が起きるのは困るのですが……」
　神も預言者も、ミステリ好きだった。『日常の謎』なら大丈夫だ。

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　右腕にタタリ神の呪いを受けてしまったために、北の故郷の村を離れることになった少年。ともに旅している、相棒の動物を呼びました。
「タックル！」
　動物が木に体当たりしました。
「ナックル！」
　動物が野球ボールで変化球を投げました。器用ですが、動物の名前はヤックルです。

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　英仏百年戦争。フランスのクレルモン伯の軍で、揉め事が起きました。
「手柄を立てたら、伯爵が褒美をくれるもん！」
「伯爵ケチだからくれないもん！」
「お前ら、何を子供みたいな喧嘩をしておるか！　誰がケチだ！」
　伯爵も参加したため、鰊の戦いへと出発するのが遅れました。

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　テストで、『滅私奉公』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
　解答欄に「メッシは最近までパリ・サンジェルマンの選手だったけど、今はインテル・マイアミらしい」と書いて提出すると、赤ペンで「サッカーの所属チームの話ではないです」と書き込まれて返ってきた。

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　魔法学校の生徒が、初めて煙突飛行粉を使って移動することになり、説明を受けました。
「まず、暖炉の炎に粉を振りかける。炎の中に入る。行きたい場所をハッキリと言う。トランク一つだけでインザスカイ」
「途中から、米米CLUBになってたよね？」
　それは『浪漫飛行』です。

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　会津藩主で京都守護職の松平容保が、家臣に尋ねました。
「先日、会津藩預かりにした壬生浪士組（後の新撰組）の筆頭局長、近藤ではなくて、何という名前だったか……」
「芹沢かも？　芹沢ではないかも？」
「おお、それだ」
　芹沢鴨です。局長は芹沢と近藤勇と新見錦の三人です。

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　魔法学校の生徒が、授業の後で、変身術の先生に質問しに行きました。
「マグナカルタ先生！」
「私は大憲章ではありません」
　他の生徒も質問に来ました。
「マクドナルド先生！」
「ハンバーガーでもありません」
「マドリガル先生！」
「歌曲でもありません」
　マクゴナガル先生です。

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　テストで、『因果応報』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
　解答欄に「山でオウホー！　と叫んだら、オウホー！　と山びこが返ってきたので、物事には原因と結果がある」と書いて提出すると、赤ペンで「山ではヤッホーと叫びたいです」と書き込まれて返ってきた。

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　テストで、『表裏一体』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
　解答欄に「オセロ。白だけとか黒だけとかだったらひっくり返しても何も変わらない」と書いて提出すると、赤ペンで「確かにオセロは表裏一体ですが、そういうことかな……？」と書き込まれて返ってきた。

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　新撰組九番隊の組長が、局長に呼ばれました。
「鈴木ミッキー君」
「そんな、夢の国でハハッと笑って出迎えそうな渾名で呼ばないでください」
「下の名前を全部呼ぶと長いだろう」
「鈴木だけでよいです」
　鈴木三樹三郎です。ちなみに伊東甲子太郎の実弟です（兄は伊東の婿養子）。

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　魔法学校3校の対抗戦が行われることになりました。代表選手は立候補者から選ばれ、各校一人。しかし、立候補してもいない四人目の選手をゴブレットが発表します。
「ビアトリクス・ポター！」
「それは絵本作家！」
　ピーター・ラビットの作者は、魔法学校の生徒ではありません。

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　魔法学校の生徒が、魔法でダイアゴン横丁へ行こうと考えました。行くためには、暖炉に入ってから行き先を正確に言う必要がありますが、噛んだりすると変なところへ飛ばされます。
「ダゴン横丁！」
　その言い間違いは、インスマス面の人が大勢いる路地に飛ばされそうで危険です。

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　11歳の少年が、今度、魔法学校に入学することになりました。知り合いのおじさんが、教科書や杖など、入学準備の買い物に行こう、と誘います。
　杖専門店に入ると、座頭市の仕込み杖や、握りの中に鉛を流し込んだステッキなどが並んでいました。店の選択を間違えた気がします。

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　11歳の少年が、今度、魔法学校に入学することになりました。知り合いのおじさんが、教科書や杖など、入学準備の買い物に行こう、と誘います。
「ダイアゴン横丁へ行くぞ」
「藤原氏に大勢いそうだね。あと小豆」
「？」
　それは大納言です。中納言横丁や少納言横丁はありません。

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　魔法学校の仲良し三人組が、噂しました。
「僕は『名前を呼んではいけないあの人』なんて怖くないぞ。ベルガモット！」
「それは柑橘類」
「デルモンテ！」
「それはバナナやトマト製品の会社よ」
「ヴォルデモートだ！」
　なかなか正しく呼ばれないので、本人が現れて訂正しました。

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　テストで、『東奔西走』という四字熟語の意味を書け、という問題が出た。
　解答欄に「戸籍トウホンを提出しないといけないが、本籍地が遠くなので、あっちに行ったりこっちに行ったりが大変」と書いて提出すると、赤ペンで「郵送で取り寄せましょう」と書き込まれて返ってきた。

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