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2023年7月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1903
ナイス数:391


マンガ旧約聖書2 - 出エジプト記他 (中公文庫)マンガ旧約聖書2 - 出エジプト記他 (中公文庫)感想
創世記。父に愛されるヨセフは、妬む兄たちに奴隷として売られる。ヨセフはエジプトで認められて出世し、「イスラエルの民」がエジプトに定住して数が増える。そして約400年後、モーセが生まれ出エジプト。そういや、エジプトからカナンへ向かうルートのどこで、海が割れて渡るんだろうね。……聖書は他でも読んでいるから内容は知っているが、漫画だと、モーセと一緒にエジプトを出る民が数頁ごとに掌返して凄いな! モーセはカナンを見渡す山で、カナンへ着くことなく亡くなり、ヨシュアが人々を導いてカナン定住を目指すところで3巻へ続く。
読了日:07月01日 著者:里中 満智子

マンガ旧約聖書3 - 士師記/サムエル記他 (中公文庫)マンガ旧約聖書3 - 士師記/サムエル記他 (中公文庫)感想
カナンに定住したイスラエルの民だが、戦いは続く。堕落すると天罰で異教徒に支配され、反省すると主が「士師」を選んでイスラエルの民を救う。女士師デボラ。怪力のサムソン。預言者サムエルがサウルに油を注ぎ、イスラエルは「王」を抱く時代へ。サウルもダビデもソロモンも、王になったときは神に選ばれた人物なのに、一生、清廉潔白ではいられないんだよね。ペリシテ人=パレスチナか! それは対立根深いな……。分裂した二王国のうちイスラエルが先に滅び、残ったユダ王国も滅んでバビロン虜囚。ネヘミヤとユダ民族がエルサレムに帰還して終。
読了日:07月02日 著者:里中 満智子

ふらいんぐうぃっち(12) (講談社コミックス)ふらいんぐうぃっち(12) (講談社コミックス)感想
前半3話は、前巻で時間を止めた茜へのミッション、協力者の犬養さん・二瓶さんとチベットへ。二瓶さんハムハムしてるヤギ可愛い。茜はツァルカの恩人。真琴は鹿角先輩のローブを製作中。先輩パワーアップ、後ろでむせる倉本父(笑)。ローブ屋さんいいなぁ。しっくりくる。茜がスマホ購入、箱とコードで遊んでるマンドレイク可愛い。茜の友達の秋ちゃんと、モッフモフのテンちゃん。ここで暮らしたい(笑)。秋の運び屋さんの仕事で掘り起こした神様が出てくる場面、何となくジブリのハウル連想。夏くんのせいで人類滅亡の危機(汗)。次巻は来年。
読了日:07月15日 著者:石塚 千尋

ブラック・ブレット 神を目指した者たち (電撃文庫)ブラック・ブレット 神を目指した者たち (電撃文庫)感想
引っ越す後輩から2巻まで貰ったのを数年積んでた。寄生生物ガストレアと人類が戦う近未来。弱小民間警備会社の社員で高校生の里見蓮太郎の相棒は、「呪われた子供たち」の一人、藍原延珠10歳。漫画版全4巻既読のため、1巻の内容はほぼ分かるつもりだったが、「あれ、あのエピソード原作にはないの?」というのがチラホラ。伊熊将監、原作だといいところないまま出番終了だな(汗)。蓮太郎が名乗って見得を切るシーンは、漫画のほうが盛り上がったな! 総じて、あの漫画よく出来てたなぁと思う。さて、2巻は全く知らない内容なので楽しみだ。
読了日:07月20日 著者:神崎 紫電

ブラック・ブレット (2) VS神算鬼謀の狙撃兵 (電撃文庫)ブラック・ブレット (2) VS神算鬼謀の狙撃兵 (電撃文庫)感想
引っ越す後輩から2巻まで貰ったのを数年積んでた。大阪エリアの統治者が来訪し、東京エリアの統治者・聖天子と会談。聖天子は自身の護衛役として、蓮太郎を指名する。聖天子を狙う狙撃者の正体は? 蓮太郎の高校の生徒会長・未織と、夜行性の幼女ティナ登場。昔、漫画版を読んだ際「蓮太郎・延珠ペアの物語」と認識してたんだが、これ読んで「蓮太郎の物語なのかな?」と考え直す。聖天子は綺麗事を言うが、自身の命を懸けて理想を語り続けるので、これはこれでアリだと思う。刊行時に読んでたら続巻に進んでたけど、シリーズ未完なんだよね……。
読了日:07月20日 著者:神崎 紫電

耶律楚材〈上〉草原の夢耶律楚材〈上〉草原の夢感想
夫所有。めちゃくちゃ面白いが、なぜ中2娘が読書感想文の本を選んでるときにハードカバー上下巻を出してくるのか(私が横から借りて読んでる)。金(女真族)と南宋(漢人)の時代。耶律家は金が滅ぼした遼(契丹人)の王族の子孫だが、楚材の父は金の宰相。燕京(北京)で楚材が生まれた頃、草原ではテムジンが勢力を伸ばしつつあった。舞台地図が範囲広くて、それだけでワクワク。モンゴルが攻めてきて燕京はモンゴル支配地となり、楚材はチンギス・ハンに仕えることとなる。上巻半分過ぎて楚材が燕京を発ち、巻末はサマルカンドにいるよ、凄い。
読了日:07月23日 著者:陳 舜臣

耶律楚材〈下〉無絃の曲耶律楚材〈下〉無絃の曲感想
夫所有。チンギス・ハンの死。耶律楚材は天下のため、継承で乱が起きないように尽力。チンギス・ハン~フビライの間なんて気にしたことなかったな。チンギス・ハンの遺志は三男オゴディ。次は四男トゥルイ家から出すという密約で、トゥルイはオゴディ支持。だがオゴディの皇后は息子に継がせたい。モンゴルは南宋と組んで金を滅ぼすが、南宋との戦いに。皇后はラフマーンを重用し、異を唱える楚材を遠ざける。その皇后ですら彼の死は哀悼。全く知らない人物だったが、面白かった。次は、やはり夫が出してきたハードカバー上下巻『豊臣秀長』を読む。
読了日:07月30日 著者:陳 舜臣


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【2023/08/05 10:01 】 | 本関係 | コメント(0)
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