夜、自宅で、携帯電話に見知らぬ番号から着信があった。出ると、
「私、エリーさん。今、あなたの家の前にいるの」
　その直後、玄関チャイム。ドアの魚眼レンズから外を覗くと、ジェニーちゃん人形の友達のエリーと、ダイソーのエリーちゃん人形がいた。どちらにせよ、怖いぞ。

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　七人の侍たちが、相談しました。
「七人では、侍ジャパンになれぬ」
「仲間を二人増やせばいいのではないか？」
「いやいやいや、七人でできる競技を始めて、日本代表を目指そう」
　ハンドボールや水球、カバディなどがありますが、控え選手がいないのはいろいろ大変だと思います。

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　恐るべき力を持つ一つの指輪について語ったガンダルフ。真偽を確かめるため指輪を火に投げ込むと、指輪に字が浮かび上がります。フロドが訊ねました。
「何と書いてありますか？」
《たったひとつの冴えたやりかた》
「……これは、ティプトリーじゃな」
　小型宇宙船で旅に出ます。

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　PCでよく使用するソフトに、突如、AIチャット機能が付いた。
《時々何か変なことを言ってしまうかもしれませんが、気を大きく持ってください》
　うん。いきなり変なことを言われた気がする。
《何かお困りですか？》
　このAIをどうすればいいか対応に困り、グーグル検索した。

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　町に、敵の怪物が現れた。
「ヒーローの出番だよ！」
　『ひろがるスカイ！プリキュア』の主人公の仲間・虹ヶ丘ましろが、キュアプリズムに変身するためアイテムを構える。
「ムーン・プリズムパワー・メイクアップ！」
　その呪文を叫ぶと、変身後の姿はセーラー服美少女戦士である。

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　恐るべき力を持つ一つの指輪について語ったガンダルフ。真偽を確かめるため指輪を火に投げ込むと、指輪に字が浮かび上がります。フロドが訊ねました。
「何と書いてありますか？」
《トランク一つだけで浪漫飛行へ》
「……これは、米米CLUBじゃな」
　現在メンバーは九人です。

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　一つの指輪を滅ぼすため、旅立つことになったフロド。半エルフの王、エルロンドが言いました。
「仲間は九人としよう」
「アラゴルンがエースで四番ですか」
「野球ではない」
　冥王サウロンの部下、ナズグルと試合で決着がついたら平和です。ガンダルフのポジションはどこだろう。

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　魔法学校への入学が認められて喜ぶ僕に、専用列車のチケットが届いた。○○駅○月○日○時、10マイナス4分の1番ホーム発（帯分数で答えなさい）。
　……最後の、算数の問題みたいなのは何だ。10から1/4を引くと、9と3/4？　何で入学前に悩まないといけないんだよ！

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　バーチャル空間内で開催される、野球大会に参加した。ユニフォーム姿のアバターで、先発ピッチャーとしてマウンドに立つ。
　相手チームのトップバッター、縦縞ユニフォームのランディ・バースが現れて打席に入り、初球からホームランを打たれた。成程これがメタバースか（違）。

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　魔法界の菓子会社が、子供に大人気の百味ビーンズに対抗する商品を開発しようと考えた。
「水3種類の味と、豆腐3種類の味を全部当てて遊ぶ、『美味ビーンズ』はどうだろう」
「そんな微妙な味の差の作り分けは難しいし、『美味しんぼ』初回なんて子供は知らんぞ」
　却下された。

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　夜、自宅で、携帯電話に見知らぬ番号から着信があった。出ると、
「私、ハリーさん。今、あなたの家の前にいるの」
　その直後、玄関チャイム。ドアの魚眼レンズから外を覗くと、ハリー（SB）とポリー（日ハム）、スラィリー（広島）までいた。集合するなら野球場にしてくれ。

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　恐るべき力を持つ一つの指輪について語ったガンダルフ。真偽を確かめるため指輪を火に投げ込むと、指輪に字が浮かび上がります。フロドが訊ねました。
「何と書いてありますか？」
《五つの力を　一つに合わせて》
「……これは、ゴレンジャーじゃな」
　指輪の旅の仲間は九人です。

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　夜、自宅で、携帯電話に見知らぬ番号から着信があった。出ると、
「私、キュリーさん。今、あなたの家の前にいるの」
　その直後、玄関チャイム。ドアの魚眼レンズから外を覗くと、ノーベル賞のメダルを二つ持った科学者がいた。凄いけど何でキュリー夫人がウチに来るんだよ。

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　恐るべき力を持つ一つの指輪について語ったガンダルフ。真偽を確かめるため指輪を火に投げ込むと、指輪に字が浮かび上がります。フロドが訊ねました。
「何と書いてありますか？」
《地球は一つ　地球は一つ》
「……これは、ガッチャマンじゃな」
　フォーリーブスかもしれません。

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　『ひろがるスカイ！プリキュア』の主人公、ソラ・ハレワタールが、決め台詞を言う。
「ヒーローの出番です！」
　光る変身アイテム。変身シークエンスが終わると、バイク・スカイターボに乗った仮面ライダーが現れた。確かにヒーローだが、キュアスカイではなくスカイライダーだ。

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　恐るべき力を持つ一つの指輪を滅ぼす旅の途中で、指輪所持者フロドと別行動になったメリーとピピン。出会ったローハンのセオデン王は、噂に聞く小さい人（ホビット）を初めて見た、と言います。
「巨人の試合で、ユニフォーム姿で踊るのであろう？」
「それはジャビットですね」

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　恐るべ力を持つ一つの指輪について語ったガンダルフ。真偽を確かめるため指輪を火に投げ込むと、指輪に字が浮かび上がります。フロドが訊ねました。
「何と書いてありますか？」
《願い事ひとつだけ叶えてくれるなら》
「……これは、名探偵コナンじゃな」
　小松未歩のED曲です。

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　夜、自宅で、携帯電話に見知らぬ番号から着信があった。出ると、
「私、ビリーさん。今、あなたの家の前にいるの」
　その直後、玄関チャイム。ドアの魚眼レンズから外を覗くと、タンクトップ姿の隊長がブートキャンプに勧誘してきた。
「令和版もあるぞ！」
　昔も入隊してないよ！

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　夜、自宅で、携帯電話に見知らぬ番号から着信があった。出ると、
「私、ジョリーさん。今、あなたの家の前にいるの」
　その直後、玄関チャイム。ドアの魚眼レンズから外を覗くと、眠れる森の美女の実写映画版の魔女がいた。何でアンジェリーナ・ジョリーがウチに来るんだよ。

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　恐るべき力を持つ一つの指輪について語ったガンダルフ。真偽を確かめるため指輪を火に投げ込むと、指輪に字が浮かび上がります。フロドが訊ねました。
「何と書いてありますか？」
《真実はいつも一つ！》
「……これは、名探偵コナンじゃな」
　全身黒ずくめの敵組織に襲われます。

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　夜、自宅で、携帯電話に見知らぬ番号から着信があった。出ると、
「私、ジョリーさん。今、あなたの家の前にいるの」
　その直後、玄関チャイム。ドアの魚眼レンズから外を覗くと、男の子と大きな白い犬がいた。『名犬ジョリィ』、タイトルだけで中身全く知らないんだよ……。

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　恐るべき力を持つ一つの指輪について語ったガンダルフ。真偽を確かめるため指輪を火に投げ込むと、指輪に字が浮かび上がります。フロドが訊ねました。
「何と書いてありますか？」
《一つ　人より力持ち》
「……これは、いなかっぺ大将じゃな」
　大ちゃんが、柔道家を目指します。

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　恐るべき力を持つ一つの指輪を、滅ぼす旅に出るフロドに、ビルボが言いました。
「お前に、『朝びらき丸』をやるよ」
「それはナルニアの船の名前ですね」
「では、『はてみ丸』を」
「それはゲド戦記の船ですね」
　ビルボがくれたのは船ではなく、エルフの短剣『つらぬき丸』です。

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　若い頃の旅で、恐るべき力を持つ一つの指輪を、それと知らずに持ち帰ったビルボ。自身の冒険を記した書物を、フロドに見せます。
「『往復の話』だ」
「いやいやいや、タイトルはもう少し凝りましょうよ」
　『往きて還りし物語』になりました。同じ意味でも、言い回しは大事です。

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