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【小話】渾沌
 のっぺらぼうである中央の帝・渾沌(こんとん)に世話になった南と北の帝は、恩返しとして、渾沌の頭に目・耳・口・鼻の七孔を開ける。
 だが開け終えたとき、渾沌の身に異変が生じた。二人は、ピクリとも動かなくなった渾沌に向かって、
「お前はもう死んでいる……」
と嘆いた。


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【2015/11/09 00:02 】 | 小話 | コメント(0)
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