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2018年2月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:1963
ナイス数:344


ソラニン 新装版 (ビッグコミックススペシャル)ソラニン 新装版 (ビッグコミックススペシャル)感想
職場で借りた。東京には魔物が潜んでいる。秋田出身、OL2年目の芽衣子。同棲中の種田は、大学の軽音サークルで知り合った同級生、今はフリーターのバンドマン。20代前半は、十代とはまた違う焦燥感があるよね。年齢的にはもう大人にならないといけないけど、自分が何者になれるかまだわからないという。ライブのシーンは超カッコいい。あの日に戻れれば、あの頃にはもう戻れないよ。普通に生きている、ってだけで結構大変で、だから生きてるってのは凄い。新装版で追加されたという本編の10年後、こちらのほうが年代が近いのでいろいろ共感。
読了日:02月06日 著者:浅野 いにお

HUNTER×HUNTER 35 (ジャンプコミックス)HUNTER×HUNTER 35 (ジャンプコミックス)感想
出航したばかりの船内で早速始まる駆け引き。王子も侍従も護衛も賢くないと生き残れない。オイト王妃もシマヌ(ノ?)も頭いいよなぁ。テータ見てると、何故かパクノダ連想する。ツェリードニヒの念獣、実際見たくはないが、絵では一番美しいと思う。クラピカの目的だけなら、オイト母子が船から脱出&緋の眼を取り戻せば達成されるが、王位継承戦はどう決着するのがベターなのか。意外に理詰めの話が通じる長兄ベンジャミン見て「こいつでいいじゃん」と思ったが、下位王子は皆殺しする性格だろうしなー。ビスケ髪型可愛い。バビマイナ案外いい人。
読了日:02月08日 著者:冨樫 義博

マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~ (MFCジーンピクシブシリーズ)マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~ (MFCジーンピクシブシリーズ)感想
webで全話既読だが、これは買わねばなるまい。著者にお布施を貢いで、続きを描いていただくために! OL3年目のマミ。有能でミステリアスなマキ主任が、実はオタ仲間だった。二人が語る乙女ゲージャンルのプレイ経験はないが、オタクの心情はわかり過ぎて余りある。ビルダー使わずHTML手打ちで個人サイト作ってた。幼児番組は大人が見ても面白いし、体操のお兄さんカッコいい。「「ヒロイン」の立場にいる男性キャラ」「リアル戸籍で勝負」「埋めては掘り」「隣の区の親戚より会う頻度が高い」「追いブロ」言い回しがいちいちツボ(笑)。
読了日:02月10日 著者:町田 粥

ダンジョン飯 5巻 (ハルタコミックス)ダンジョン飯 5巻 (ハルタコミックス)感想
後輩所有。前巻で妹救出に成功したけど、出番少ないぞ……。体勢を立て直すため一旦地上を目指すライオス一行。狂乱の魔術師と戦ったり、シリアス一辺倒になるかと思いきや、やっぱり料理してる。ドライアドの実に顔あるのがすげえイヤ(笑)。ファリンの感覚派な魔法の教え方。「学校始まって以来の才女マルシル」(笑)。チルチャック有能だよねー。ライオスの昔の仲間シュロー登場。別の冒険者グループ、実力不足だが望みは高いカブルーらが本格的に話に絡んで不穏な雰囲気。ライオスは魔物料理を食べたいだけで、権力とか欲しがってもないよね。
読了日:02月21日 著者:九井 諒子

翠水惑星年代記 (ヤングキングコミックス)翠水惑星年代記 (ヤングキングコミックス)感想
職場で借りた。シリーズ4冊目。巻頭カラー絵本『スターガイド』良い。『浦島乙姫』乙姫と基樹。ループとか並行世界とか超SFだが、シリーズの他の話にこの要素あったっけ。『平賀少年少女探偵係。』転校生の洋。小学生と気付いたのは前編終了間際……。『なまいきサーヤ』都会から田舎へ転校した沙耶。シリーズ外独立短編でもいけそう。この話、担任が何で学校に来ないのかわからないんだよ私(汗)。『雲母回廊』都市デザイナーの雲母。水没した世界を開発し始めたくらいか。あとがきに「軌道エレベーター稼働前の話が多くなった」とあって納得。
読了日:02月22日 著者:大石 まさる

碧 水惑星年代記 (ヤングキングコミックス)碧 水惑星年代記 (ヤングキングコミックス)感想
職場で借りた。シリーズ5冊目。『あきてがみ』『どってん☆』成長した洋が手製ロケット打上。飛び石。公開告白が好きな人が多いシリーズだと思う(笑)。友人がキアラン・ブラック! 『アルbeレオ』海洋牧場の町で生きるレオとアル。『凪と波』星間移民船の生存者ナギと、ナミ。この惑星の将来が気になる。『ホシテルムシ』華(ホア)と賢司。グライダーの機構は、月に向かって落ちる飛び石か。『更新行進曲』水鳥とともに旅する少女。『正しい地図』会社を辞めた男が、20数年ぶりに故郷へ。「よくこの距離を遅刻できたなオレは?」にウケた。
読了日:02月22日 著者:大石 まさる

水惑星年代記月娘 (ヤングキングコミックス)水惑星年代記月娘 (ヤングキングコミックス)感想
職場で借りた。シリーズ6冊目。ほぼ、フィオナと文男の娘・讀巫女(よみこ)ブラックの短篇集。月で生まれ育ち、宇宙環境に適合した月娘(ルーニャン)は、地球を体験し、火星を目指す。火星に住むのはヨミコの祖父母キアラン夫妻。周囲を振り回していたフィオナが、娘に苦言を呈する母になり。ヨミコと娘コヨミがまんま同じ関係で、ブラック家の遺伝子強い(笑)。最後の話が『LETTERS3』ってのがいい。この世界観、我々の時代の直後の未来だと思っていたのだが、1000年断絶があったとは……前巻『凪と波』がその位置に入るとは……。
読了日:02月22日 著者:大石 まさる

水惑星年代記月刊サチサチ (ヤングキングコミックス)水惑星年代記月刊サチサチ (ヤングキングコミックス)感想
職場で借りた。シリーズ7冊目、番外編。バイクで旅する幸子さんが、北国に長逗留して、1話4ページでスローライフ。氷で作る管楽器はすごい。小屋に電気を引くために、風力発電を自分で作るのもすごい。水惑星の世界観とどう繋がるのかわからないが、自分がやりたいことを探して旅しているような話は、前の巻にもあったなと思う。居心地のいい北国を発って、南へ。幸子さんと途中で遊びに来たホタルさんは、あとがきによると別作品のキャラらしい。同時収録の初期短編『海の民クレハ』『さくらなはーと』大分絵が違うなー、随分昔なんだろうなぁ。
読了日:02月22日 著者:大石 まさる

キノの旅XXI the Beautiful World (電撃文庫)キノの旅XXI the Beautiful World (電撃文庫)感想
「見える真実・b」「巨人の国」「有名になれる国」「美男美女の国」「Nの国」「読書が許されない国」「満員電車が走っている国」「消えた国」「完璧な国」「鍵の国」「女の国」「毎日死ぬ国」「見える真実・a」。「有名になれる国」が一億総発信者って感じで、ものすごく現代の社会風刺。置き換えが上手。「読書が許されない国」のオチは笑った。「鍵の国」、あと何年、欠かさず続けてくれるか。こういう余韻の残る話は好き。今巻の目玉は「女の国」だよなぁ。師匠の師匠。黄色い車のルーツ。あとがきが二か所あるのが、さすが時雨沢さん(笑)。
読了日:02月24日 著者:時雨沢 恵一


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【2018/03/11 16:33 】 | 本関係 | コメント(0)
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