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2018年4月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2709
ナイス数:449


アンテナの科学―電波の出入りを追う (ブルーバックス)アンテナの科学―電波の出入りを追う (ブルーバックス)感想
職場本棚。88年刊。ホイヘンスの原理、習ったのに言葉すら忘れていて、御免なさいと謝りたくなった(汗)。大学時代、コンデンサ苦手だったよ……。開口面アンテナのパラボラは勉強したけど線アンテナ手付かずで、八木・宇田アンテナってそれであの形状なのか。アンテナ給電部、の意味を初めて実感。移相器でビームを上下首振りつつ機械的に水平回転するフェイズドアレイ三次元レーダー、静止衛星と通信するためのマルチビームアンテナ、導体線でなくて導体板の携帯電話の中のパッチアンテナとか、古い本でも知らないこと満載で非常に面白かった。
読了日:04月08日 著者:後藤 尚久

鬼灯の冷徹(26) (モーニング KC)鬼灯の冷徹(26) (モーニング KC)感想
話と話の間のページの、まきみき衣装イラストシリーズがひたすら可愛い。事務回、ホラーだるまさんが転んだ。いいじゃん義兄で(笑)。遊び回、扉絵素敵。シロの魔王と中ボスの解釈イイ。ホラー隠れんぼ。狢回、伝統作法に乗っかるの可愛い。金魚草にテンション上がるのも可愛い。五官回、いい先生だ~。あの3人を公務員にした功績凄い。でも2人はまだ心配。子供時代のお香ちゃん天使。部下回、「お母さんボクは元気です」「ありがたやありがたや」(笑)。芥子回、「最後まで建前を貫いてください」(笑)。アニメ弐期の弐も始まって毎週楽しい。
読了日:04月23日 著者:江口 夏実

霊感少女は箱の中3 (電撃文庫)霊感少女は箱の中3 (電撃文庫)感想
3年の学年総代・荻童獅朗からロザリア・サークルに紹介された依頼。手芸部長で3年の小木奏の妹・調が、被服倉庫の『呪われたドールハウス』に憑かれたという。紹介経緯はどうあれ、困っているなら救出に乗り出す瞳佳たち。明るく人望のある妹と、要領が悪く地味な姉。この手の人間関係で鬱屈したキャラが出ると、概ねロクなことにならん。学院創立者、及び百合谷市のそもそもの成り立ち。老婦人の過去。荻童は有力者一族である上、個人の人間性がヤバい。手に持った瞬間、微妙に「薄い」と思ったら、上下巻構成の話だった……。続きが待ち遠しい。
読了日:04月23日 著者:甲田 学人

ストライクフォール3 (ガガガ文庫) (ガガガ文庫 は)ストライクフォール3 (ガガガ文庫) (ガガガ文庫 は)感想
一軍キャンプに呼ばれた雄星。昨年生まれた新技術を巡り、揺れるチーム方針。従来戦術の延長か新戦術か。現リーダー・ケイトリンと新鋭アデーレの理念の衝突、雄星に与えられたポジション。架空スポーツだが〝従来〟を理解できるので、新シーズン第一試合の衝撃が凄い。今巻はとにかくアデーレが蛮族可愛い。言葉の選び方がいちいち物騒(笑)。環のキレ者ぶりも凄い。雄星は多くの物を背負ってしまっているが、フィールド内では単なる選手でいられるのが読んでいて嬉しい。結果自体はシビアだが、熱い。完全に生来の耐性に左右されるのは残酷だな。
読了日:04月24日 著者:長谷 敏司

ブギーポップ・ビューティフル パニックキュート帝王学 (電撃文庫)ブギーポップ・ビューティフル パニックキュート帝王学 (電撃文庫)感想
女子高生に伝わる死神の噂に関心を持ったパニックキュート&マロゥボーン。統和機構構成員に目を付けられた末真和子は、ブギーポップ調査に巻き込まれ。末真と藤花の仲良さは見てて和む。スプーキーE後任。末真とカレイドの前の邂逅は、ジンクスショップだっけか……(もはや思い出せない)。「自動的であることを言い訳にせずに、自分の生き方を見つけようとすること」「世界を、その中にある様々な問題を、自分のものとして考えること」「世界のなにものも支配しないが、しかし自分の心だけは、そこには確固とした帝国を築き上げることができる」
読了日:04月27日 著者:上遠野 浩平

カードキャプターさくら クリアカード編(1) (KCデラックス なかよし)カードキャプターさくら クリアカード編(1) (KCデラックス なかよし)感想
アニメクリアカード編を1月から娘と見ている。小3娘が初めて自分で買った漫画を読ませてもらう(笑)。友枝中に入学したさくら。小狼も同じ学校に通うことになって、楽しい新生活が始まるかと思ったら、不思議な夢を見て、異変発生。昔のアニメと漫画は細かい相違点がそこそこあった気がする(担任の先生と利佳ちゃんとか、NHKで全国放送できないよな 笑)が、この漫画とアニメの再現率は凄いな! 何も違和感がない。違いは、漫画は藤隆に撫子が見える設定くらいか。1巻は新カード「疾風GALE」「包囲SIEGE」を入手したところまで。
読了日:04月28日 著者:CLAMP

BEATLESS 上 (角川文庫)BEATLESS 上 (角川文庫)感想
AIの知能が既に人類を超えた未来。研究所から逃走した5機の人型アンドロイドhIE。17歳の遠藤アラトは、美少女hIEレイシアと出会う。アニメ見てないが、凄く映像映えしそう。読んでて腹立つほどアラトが考えなし(苦笑)だが、人間同士なら初対面で何も知らずとも「僕(私)は君を信じる」って話ある気がする。アナログハック。現代でも、広告は人間心理に働きかけて購買を煽る。hIEは、行動パターンをネットワークから得てなぞる。hIEに人のような心はないが、振る舞いで人間を動かすことはできる。人はAIに操作されているのか。
読了日:04月29日 著者:長谷 敏司

BEATLESS 下 (角川文庫)BEATLESS 下 (角川文庫)感想
レイシア級5機の戦いの幕開け。オーナーを必要としないスノウドロップの人間社会への攻撃。人間もhIEも信じないリョウと、アラトの衝突。人間が自分で決めない社会はディストピアか。ハザードは再び起きるのか。当初アラトは無根拠に「レイシアを信じる」と言っていたが、これだけの目に遭っても「信じる」と言える信念は認める(『フリーダの世界』アリスを思い出すな……)、100%納得はできないけれど。人と物の総体の世界。最終的に「超高度AI《ヒギンズ》が人を信じるまでの話」と思った。hIEは紅霞、人はエリカ・バロウズが好き。
読了日:04月29日 著者:長谷 敏司

ルルとララのホットケーキ (おはなしトントン27)ルルとララのホットケーキ (おはなしトントン27)感想
小3娘が学校の図書室から借りてきた。寒くなってきたので、店内で焼きたてあつあつホットケーキを食べられるサービスを開始。ナイフとフォークのテーブルマナーを学ぶあなぐまの子どもたちも、ホットケーキだったら美味しく楽しく練習できる。本当のマナーは、ありがとうの気持ちを持つこと。相手が本当に喜ぶこと、をいつも真剣に考えるシリーズだなぁ、と思う。
読了日:04月30日 著者:あんびる やすこ


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【2018/05/02 18:10 】 | 本関係 | コメント(0)
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