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2019年2月の読書メーター
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ナイス数:394


なんでも魔女商会 (14) ナナのたんぽぽカーニバル (おはなしガーデン)なんでも魔女商会 (14) ナナのたんぽぽカーニバル (おはなしガーデン)感想
小3娘が学校で借りてきた。シルクがナナにたんぽぽカーニバルのドレスを作ってくれるというが、どんなのがいいか迷ってしまう。狐のソフィアは、去年着た特徴のないドレスをリフォームしたいが、他人の目にどう映るかが心配で、自身の希望がない。「誰からもよく思われる魔法」なんてない。変えられるのは自分の心だけ。シルクと初めて出会ったときに一緒に作った熊さんのドレスみたいなドレス(且つ動き易い服)、って希望が非常にナナらしくて良い。はっきり希望を言えない依頼は難しいが、依頼者が幸せになるリフォームを必ず志すシルクは凄い。
読了日:02月02日 著者:あんびる やすこ

久遠〈上〉―刑事・鳴沢了 (中公文庫)久遠〈上〉―刑事・鳴沢了 (中公文庫)感想
鳴沢の家を訪ねてきた青山署の刑事たち。前夜、鳴沢が会っていた情報屋が殺され、容疑をかけられているのだ。家にあったから読むけど、初・鳴沢でコレ読むのは間違いだと思う(苦笑)。多分「あの鳴沢が疑われる立場になるなんて!?」って心配しながら読む本なのだろうが、私からすると、鳴沢の為人を知る前に既に疑われてる状態から始まっちゃうので。被害者が過去にかき回した事件、アメリカから来日した子役の勇樹とか、きっとシリーズ既刊での事件なんだろうなぁ。鳴沢を嵌めて容疑者にしようとする者と、直接命を狙う者と、敵は二派いるのか?
読了日:02月09日 著者:堂場 瞬一

久遠〈下〉―刑事・鳴沢了 (中公文庫)久遠〈下〉―刑事・鳴沢了 (中公文庫)感想
潔白を証明し自分の命を守るため、謹慎中ながら独り捜査する鳴沢。完全に巻き込まぬよう配慮しつつも、使える伝手は何でも頼って情報収集。現在の同僚、既に退職した昔の相棒たち、新潟県警の知人など、鳴沢の人生の人間関係総浚いしている感じなので、もしやこれ最終巻なのではなかろうか。でも多摩署の内川とか、横浜地検の城戸検事&大沢秘書官とか、村山モータースのGT-Rの彼とか、本書で知り合った人物も割と面白い。警察内部の派閥対立。過去に鳴沢が解決した事件の大物絡みの恨み。一匹狼らしき鳴沢にも、助けてくれる仲間は何人もいる。
読了日:02月09日 著者:堂場 瞬一


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【2019/03/02 10:09 】 | 本関係 | コメント(0)
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