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【小話】刺々

 15歳の誕生日に、姫は糸巻きの紡錘で指を刺して、百年の眠りについてしまいました。
 仙女は、国王夫妻や使用人たちも一緒に眠らせると、百年間は誰も入ってこられぬよう、城の周囲をトゲトゲしたサボテンで囲みます。
 それで、姫は“サボテン姫”と呼ばれるようになりました。

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【2019/05/10 21:52 】 | 小話 | コメント(0)
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