我々は三尸(さんし)、人体に住む虫三匹。六十日毎の庚申の夜、宿主の睡眠中に我々が抜け出し、宿主の悪行を天へ報告するので、人々が決して寝ないようにする行事が「庚申待ち」だ。 人々はオペラ『トゥーランドット』の曲をかけてイナバウアーする、というのは勿論嘘である。
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