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【小話】延期

 日に日に膨らんでいく月を見上げては、ため息をつくかぐや姫。心配になったお爺さんお婆さんは尋ねます。
「かぐや姫や、どうしたのかね」
「……満月になったら、月から迎えが来て帰らないといけないのです」
 しかし、十五日は月も見えないほどの豪雨で、一ヶ月延期されました。

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【2019/09/14 21:19 】 | 小話 | コメント(0)
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