日に日に膨らんでいく月を見上げては、ため息をつくかぐや姫。心配になったお爺さんお婆さんは尋ねます。「かぐや姫や、どうしたのかね」「……満月になったら、月から迎えが来て帰らないといけないのです」 しかし、十五日は月も見えないほどの豪雨で、一ヶ月延期されました。
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