ある日、柿の種を拾った猿が、お握りを持った蟹に出会いました。猿と蟹は、種とお握りを交換。蟹が種を土に埋めて育てると、やがて、柿の木に立派な実が生りました。 そこにやってきた猿が、実を取ってやると言って木に登り、勝手に自分だけ食べます。 「しぶっ!」 渋柿でした。
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