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【小話】夜鷹3

 お日さまが東から昇ってきました。普段は夜に活動するよだかは、ぐらぐらするほど眩しいのをこらえて、一生懸命にまっすぐそちらへ飛んでいきます。
「お日さん、お日さん。どうぞ私を、あなたの所へ連れてってください」
「私より、雲のほうが強いよ」
「嫁入りではありません」

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【2020/02/14 07:21 】 | 小話 | コメント(0)
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