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【小話】芥子

 ケシの甘い香りを吸って眠ってしまったドロシーとトトを、ケシ畑の外へ運び出した案山子とブリキの樵。しかしライオンは重くて運べません。
「発想を変えよう」
 案山子が言いました。
「ケシが動けばいいんだ」
 二人でひたすら草刈りしてケシを取り除き、ライオンを救出しました。

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【2020/02/16 08:11 】 | 小話 | コメント(0)
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