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2022年8月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1342
ナイス数:476


ハウルの動く城1 魔法使いハウルと火の悪魔 (徳間文庫)ハウルの動く城1 魔法使いハウルと火の悪魔 (徳間文庫)感想
ジブリ映画にはまった娘が原作本に興味を持ったので購入。帽子屋の長女ソフィーは、荒地の魔女に魔法をかけられて老婆になってしまったため、家を出てハウルの動く城に乗り込む。原作もカルシファー可愛い。登場人物が多くて設定が複雑だけど、最後には解決する。映画でも「いつソフィーがハウルを好きになったかわからん」と思っていたが、原作読むと原作よりは映画の方が恋愛物だったな。まぁ、口喧嘩ばかりしてたけど、気付いたら気が合ってたんだろう。映画にあった戦争要素は原作には皆無で、最後までVS荒地の魔女。展開は違うが面白かった。
読了日:08月11日 著者:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

北緯四三度からの死の予告 (カドカワノベルズ)北緯四三度からの死の予告 (カドカワノベルズ)感想
職場本棚。十津川警部物だが鉄道アリバイトリックではない。札幌から警視総監宛に、東京の女性編集者の殺害予告が届く。護衛するも殺されてしまい。一章読み終えた辺りで「この本、もしかして面白くないのでは」と疑い始め、やはりあまり面白くなかったが、破綻はしてないしタダ読みなのでまぁ良し。淡々と進んで淡々と捜査して解決してしまったのでどんでん返しとかないが、毎週1時間放送してる警察物TVドラマの1話分くらいなら許せるかな。メインターゲット以外の被害者が、本当に“この程度の動機で”という動機で巻き込まれて殺されて不憫。
読了日:08月18日 著者:西村 京太郎

創刊号殺人事件 (角川文庫)創刊号殺人事件 (角川文庫)感想
職場本棚の本は古いので表紙違い。多分この著者初読み。出版社の新社屋落成に合わせ、創業者社長が引退するという。須貝、江藤の編集部長二人が新雑誌を創刊し社長後継を争うが、ロサンゼルスで取材中の須貝の部下が連続変死し。新社屋爆破云々は本筋以外で話がややこしくなるからなくても良いんじゃないかな、てのと、刑事と交際する女子高生(刑事は自制してるのに)に疑問感じるので絶賛はしないが、ロスの事件の謎解きは割と面白かった。2冊目以降に手を出してもいけるんじゃないかな。引退する西田社長の人を見る目と判断がとても良いと思う。
読了日:08月19日 著者:吉村 達也

アウトサイダー (新潮文庫)アウトサイダー (新潮文庫)感想
15篇。『セレファイス』冒頭からラストまで音読したいくらい好き。夢の国の情景が美しい。他人からは不幸に見えるかもしれないが、クラネス本人的には物凄く幸せだよね。多分、『銀の鍵』のカーターも。『忌まれた家』土地家屋とハリス一族それぞれ年表書きたいくらい大好き(小野不由美『残穢』も年表書きたい)。人間がちゃんと怪異に対処するし。入植とか南北戦争とかセイラムとかコットン・マザーとか、米国史勉強しないと背景の理解が足りない気がするなぁ。私、ドリームランド系の話と相性良いようなので、『未知なるカダス』読んでみたい。
読了日:08月29日 著者:H・P・ラヴクラフト


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【2022/09/04 18:20 】 | 本関係 | コメント(0)
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