兄・源頼朝と対立して、追われる立場になってしまった九郎義経。受け入れてくれた奥州平泉の長・藤原秀衡が、自慢の庭石の前で言いました。「九郎殿。この花崗岩に点々と含まれておる、黒い鉱物、何だか分かるかの」「分かりません」 即答しました。黒雲母(くろうんも)です。
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