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【小話】禹歩

 平安時代の陰陽師・安倍晴明が、陰陽寮の若手に指導を行いました。
「これが、まじないを唱えながら歩く特別な足踏み、禹歩(うほ)だ」
「はい」
「そして踏み終えたあと、両拳で胸を叩く。これがウホホだ」
「はい?」
 若手は疑問に思いながらも、ゴリラのように胸を叩きました。

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【2024/04/07 07:03 】 | 小話 | コメント(0)
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