九州から東征を開始し、戦で負傷した兄が、弟(後の神武天皇)に言った。「我々は日の神の子、太陽に向かって攻めてはいけなかった。敵の後ろに回り、太陽を背に北や西へ進もう」「……我々のご先祖は、東国に天孫降臨すればよかったのでは?」「それはニニギ様に言ってくれ」
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