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2020年6月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:540
ナイス数:427


シュメル―人類最古の文明 (中公新書)シュメル―人類最古の文明 (中公新書)感想
メソポタミアの北部がアッシリア、南部がバビロニア。バビロニアの北部がアッカド、南部がシュメル。シュメルで生まれた楔形文字は表語文字だが、周囲の他言語が文字を借用し、アルファベット的な使い方をしていた国も。粘土板は戦災で焼けると却って保存される。シュメル人の王朝が滅亡し、日常言語がアッカド語に変わった後もシュメル語は学校で教えられ、書記が粘土板に刻む。新アッシリアのアッシュル・パニバル王は粘土板を収集し、図書館を残した。〈シュメル語を読むことは「シュメル人に経を上げる」ことになると思う〉という言葉が印象的。
読了日:06月02日 著者:小林 登志子

恋を知らぬまま死んでゆく恋を知らぬまま死んでゆく感想
高3の秋、いとこで幼馴染の菜々子が海で死んだ。失恋による自殺なのか? 仲違いしたままだった菜々子を理解し真相を知るために、恋を知らない聖良は、同級生の青井の協力で「恋人ごっこ」を始める。web版既読だが手元に欲しかったので購入。改めて読むと、衝動的で怒りを言葉で他人にぶつけたり物を投げたりする菜々子は、めちゃくちゃ私が嫌いなタイプなんだけど、聖良にとっては大事な幼馴染。恋、という感情がわかってもわからなくても、世界にいるのは他人と私。わかり合えない。それでも菜々子を、青井を、理解しようとすることはできる。
読了日:06月10日 著者:


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【2020/07/04 11:44 】 | 本関係 | コメント(0)
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