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【感想】トリックスターズL
トリックスターズL  久住四季『トリックスターズL』(電撃文庫)。前作『トリックスターズ』(感想)から2ヵ月後、“ぼく”は新たな事件に巻き込まれる。

 “六人の魔術師の五番目”サイモン・L・スミスクラインが、“六人の魔術師の六番目”佐杏冴奈と合同魔術実験を行うために来日した。実験場所は、山奥に建てられた魔学部付属研究所。「嵐の山荘みたいだね」と、ぼくと一緒に参加した凛々子ちゃんは言う。その“嵐の山荘”で、実際に事件が発生し……。

 ガケ崩れで外界と隔絶されたペンションなどで殺人事件が起こる、というシチュエーションはミステリではお馴染みだが、そういうのを“嵐の山荘”と呼ぶとは初めて知った。今作は舞台が“嵐の山荘”で、さらには“密室殺人”である。ミステリ趣向が盛り沢山。
 以下、思いっきりネタバレするので未読の方は絶対読まないこと!

 読後の内心第一声。
 ……現代の魔術師って、実は全員女なんじゃないのか?
 六番目・佐杏冴奈は言わずもがな。前作では三番目と“七番目”が女であることが明らかになったし、今作の“真の五番目”も女だし。まだ6分の3(7分の4)だが、こう“実は”が続くと、そう思いたくもなる(苦笑)。

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【2005/12/15 21:00 】 | 感想電撃文庫 | コメント(0)
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