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裕福で家柄もよいが、非常に態度の悪いダーシー氏。そんな彼が嫌いなエリザベス。ダーシーは彼女に高慢な態度で求婚し、エリザベスは手酷く拒絶。しかし彼女はその後、今まで彼を偏見で判断していたことに気付く。
エリザベスが自分の非を認め、ダーシーへの感情も変化していく過程は、読んでいて引き込まれる。一方、次に顔を合わせたときダーシーの態度が一変しているのは、唐突な印象。エリザベスにぴしゃりと言われて反省したらしいけれど、途中の描写がないのよね。エリザベス視点の話だから仕方がないが、できればそこが読みたいぞ。 ところで。エリザベスの母ベネット夫人、『白痴』(感想)アグラーヤの母リザヴェータ夫人並みに迷惑だと思うが、リザヴェータ夫人は最後の最後のところで憎めないのに対し、ベネット夫人は最早どうしようもないのは何でだろう(汗)。 PR |
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