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【小話】趙高2

 秦の宦官・趙高が、始皇帝の息子である二世皇帝・胡亥に、
「馬です」
と言って鹿を献上しました。
「鹿だろう」
 皇帝が言いますが、趙高が返答します。
「実はこれは、愚か者には鹿に見える、魔法の馬なのです」
 皇帝と側近たちは
「馬だな!」
「はい、馬です!」
と頷き合いました。

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【2026/01/02 09:02 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】賀状

 元旦。馬から、年賀状が届きました。
「新年明けましておめでとうございます。昨年は『生まれてはじめて』を歌ったら、ホー、素敵ですねと褒められて嬉しかったです。崎陽軒のシウマイを貰いました。今年も十万馬力で頑張るので、よろしくお願いしうます」
 最後がおかしいです。

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【2026/01/01 14:17 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】除夜

 大晦日を迎える前に、鐘が寺の僧侶に提案した。
「鐘を108個並べて同時に撞けば、1回で終わるんじゃないかな?」
「鐘がタイムパフォーマンスを考えるな。そもそも、そんな数の鐘も、撞く人手も、設置できる境内の広さもない」
「そっかぁ」
 除夜の鐘は、例年通りに行われた。

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【2025/12/31 21:07 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】馬骨2

 燕の昭王に、郭隗が例え話をしました。
「千里を走る馬を買いに行った家臣が、馬の骨を買って帰国し、怒る王に説明します。『これはスケルトンホースです。乗れますし、千里を走れます』」
「……珍しいし、命令に背いてもいないが、その馬に乗る担当者は買ってきたソイツだな」

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【2025/12/30 10:54 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】馬骨

 燕の昭王に、郭隗が例え話をしました。
「千里を走る馬を買いに行った家臣が、馬の骨を買って帰国し、怒る王に、『骨でも買う国なら生きた馬はもっと高く買うだろう、と噂を聞いた人々が売りに来ます』と説明します」
「どうなった?」
「鹿の骨を売りに来ました」
「ダメじゃん」

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【2025/12/29 12:56 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】巴里10

 リンドバーグは、大西洋単独無着陸飛行に挑戦します。スピリット・オブ・セントルイス号でニューヨークの飛行場を離陸、目的地のパリ上空付近で言いました。
「翼よ、あれがパリの灯だ」
 灯で□が複数書いてありますが、よく見ると漢字です。
「翼よ、あれがパリの日田(ひた)」

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【2025/12/28 17:45 】 | 小話 | コメント(0)
小話】巴里9

 リンドバーグは、大西洋単独無着陸飛行に挑戦します。スピリット・オブ・セントルイス号でニューヨークの飛行場を離陸、目的地のパリ上空付近で言いました。
「翼よ、あれがパリの灯だ」
 広い土地に、大量の暖房器具を並べて展示即売しています。
「翼よ、あれがパリのヒーター」

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【2025/12/27 11:22 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】巴里8

 リンドバーグは、大西洋単独無着陸飛行に挑戦します。スピリット・オブ・セントルイス号でニューヨークの飛行場を離陸、目的地のパリ上空付近で言いました。
「翼よ、あれがパリの灯だ」
 英国の有名な絵本のウサギの絵が、大きく描かれています。
「翼よ、あれがパリのピーター」

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【2025/12/26 06:20 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】来訪2

 12月のある夜。玄関チャイムが鳴ったのでドアを開けると、覆面姿のサンタ及びトナカイ2頭が立っていた。
「マスクスリーが今年もやってきました」
「サンタなら普通に来い!」
「煙突に落ちて、顔が真っ黒なのだ」
「慌てん坊かよ!」
 トナカイは、サンタに頼まれて被っている。

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【2025/12/25 06:19 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】来訪

 12月のある夜。玄関チャイムがなったのでドアを開けると、覆面姿のリスが立っていた。
「マスクリスが今年もやってきました」
「〝も〟と言われても、去年は来てないだろ! 分かりにくいし!」
「リスマスクでもいいです」
「大して変わらん!」
 とりあえず、見た目が不審者だ。

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【2025/12/24 06:17 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】前日

 慌てん坊のサンタクロースが、トナカイに言いました。
「そろそろ出発してもいいんじゃないかな」
「カレンダーをよく見てください。気が早すぎます」
「早く貰う分にはいいんじゃないの?」
「24日に寝るときの、子供たちのワクワク感が台無しになります」
 引き留められました。

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【2025/12/23 06:15 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】巴里7

 リンドバーグは、大西洋単独無着陸飛行に挑戦します。スピリット・オブ・セントルイス号でニューヨークの飛行場を離陸、目的地のパリ上空付近で言いました。
「翼よ、あれがパリの灯だ」
 野球の試合中ですが、両軍ヒットがなくて、無得点が続きます。
「翼よ、あれがパリの貧打」

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【2025/12/22 08:21 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】条約

 1919年。第一次世界大戦の講和会議がフランス・パリで行われた後、連合国とドイツの間の条約が、ベルサイユ宮殿で調印されました。
「パリへ行く行く(1919)ベルサイユ条約!」
「文句があったら、ベルサイユへ行けばいいんですね?」
「調印後に言うな。会議中に言え」

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【2025/12/21 09:40 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】巴里6

 リンドバーグは、大西洋単独無着陸飛行に挑戦します。スピリット・オブ・セントルイス号でニューヨークの飛行場を離陸、目的地のパリ上空付近で言いました。
「翼よ、あれがパリの灯だ」
 五輪の体操の鉄棒で、選手が宙返りして見事に着地しました。
「翼よ、あれがパリのピタッ」

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【2025/12/20 08:37 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】意欲

 1492年。コロンブスが、海をひたすら西に向かえばインドへ到達できると熱弁を奮い、支援を獲得して出航しました。
「意欲に(1492)燃えるコロンブス!」
 インドではありませんが、初めての地に到達して帰ってくると、支援者は
「いよっ! コロンブス!」
と称えました。

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【2025/12/19 06:46 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】巴里5

 リンドバーグは、大西洋単独無着陸飛行に挑戦します。スピリット・オブ・セントルイス号でニューヨークの飛行場を離陸、目的地のパリ上空付近で言いました。
「翼よ、あれがパリの灯だ」
 眼下に、白川郷を模した合掌造りの建物群があります。
「翼よ、あれがパリの飛騨(ひだ)」

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【2025/12/18 06:39 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】西向

 侍が西を向いて立ちました。右手の人差し指で、左手の親指から指先、股、指先とタッチします。薬指と小指の股はスルーし、小指で折り返し後は股をタッチ。
「1、二、3、四、5、六、7、8、九、10、十一、12。指先が31日の月だ」
 これで覚えると、侍の出番はないです。

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【2025/12/17 07:46 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】巴里4

 リンドバーグは、大西洋単独無着陸飛行に挑戦します。スピリット・オブ・セントルイス号でニューヨークの飛行場を離陸、目的地のパリ上空付近で言いました。
「翼よ、あれがパリの灯だ」
 チョコレート工場がありますが、ミルクは少なめで苦いです。
「翼よ、あれがパリのビター」

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【2025/12/16 06:55 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】文通

 卑弥呼が魏に使者を送り、親魏倭王の金印を貰いました。卑弥呼が弟に言います。
「魏の皇帝へ、『文く(239)ださい、卑弥呼より』って書いて送ったの」
「文通みたいですね。ところで、238年説もあるみたいですよ」
「その場合、魏からの文や(238)ったー! かしら」

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【2025/12/15 06:52 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】巴里3

 リンドバーグは、大西洋単独無着陸飛行に挑戦します。スピリット・オブ・セントルイス号でニューヨークの飛行場を離陸、目的地のパリ上空付近で言いました。
「翼よ、あれがパリの灯だ」
 灯に照らされた、大きなカーテンがヒラヒラしています。
「翼よ、あれがパリの襞(ひだ)」

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【2025/12/14 08:49 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】巴里2

 リンドバーグは、大西洋単独無着陸飛行に挑戦します。スピリット・オブ・セントルイス号でニューヨークの飛行場を離陸、目的地のパリ上空付近で言いました。
「翼よ、あれがパリの灯だ」
 街の夜景から、何かを押すような短い電子音が聞こえます。
「翼よ、あれがパリのピ! だ」

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【2025/12/13 09:00 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】巴里

 リンドバーグは、大西洋単独無着陸飛行に挑戦します。スピリット・オブ・セントルイス号でニューヨークの飛行場を離陸、目的地のパリ上空付近で言いました。
「翼よ、あれがパリの灯だ」
 街の夜景を見下ろすと、灯が大きな文字のように並んでいます。
「翼よ、あれがパリのPだ」

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【2025/12/12 06:58 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】来航

 1853年。浦賀沖に、ペリー提督率いる黒船艦隊が現れました。浦賀奉行所で、とりあえず様子を探りに行け、と上司に命じられた部下が拒否します。
「嫌でござんす」
「つべこべ言わずに行け!」
「嫌でござん(1853)す! 嫌でござんす!」
 渋々ですが、結局、行きました。

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【2025/12/11 06:17 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】趙高

 秦の宦官・趙高が、始皇帝の息子である二世皇帝・胡亥に、
「馬です」
と言って鹿を献上しました。
「鹿だろう」
 皇帝が言いますが、趙高を恐れる側近たちは
「馬です」
と返答。
「お前、鹿だよな!」
 皇帝は鹿に訊ねますが、鹿は馬に憧れていたので、喜んで答えました。
「馬です!」

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【2025/12/10 08:20 】 | 小話 | コメント(0)
【小話】奇貨5

 商人・呂不韋が、外国で人質になっている秦の公子(後の始皇帝の父)に出会って言いました。
「奇貨居くべし」
 援助を申し出た呂不韋に、公子は要望を伝えます。
「一階の下に部屋を造りたいです」
「地下居くべし」
「F1レーサーのハッキネンの写真を飾ります」
「ミカ居くべし」

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【2025/12/09 06:27 】 | 小話 | コメント(0)
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