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【小話】天狗5

 山で天狗に遭遇した。赤ら顔に長い鼻、山伏の格好で背中に翼、手に羽団扇を持っている。天狗が自慢した。
「これは、あおぐと鼻を伸ばしたり縮めたりできる羽団扇じゃ」
「機能が限定的すぎる。他に伸ばせるものないんですか?」
 手の人差し指を伸ばして、E.T.ごっこをした。

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【2018/11/22 18:53 】 | 小話 | コメント(0)
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